ひな祭りの憧れ

ひな祭りと言えば、ちらし寿司などの食べ物を思い浮かべる人が多いかもしれませんね。
でも、私は少し違っています。
人によっては、別になんでもない食べ物なのかもしれませんが、私はなぜか小さい時に、「菱餅」にとても強い憧れを感じていたんです。
家に飾っていた雛人形に、作り物の菱餅があって、それが子供の私にとってはとてもおいしそうに見えたんですよね。

今考えてみれば、ただ普通のお餅に、色がついていて、それがひし形になっているだけなんですが、子供のころは、赤、白、緑に彩られ、それがひし形に切り取られているお餅の見た目が、本当においしそうに見えたんだと思います。

この菱餅の色には、意味があったんです。
基本的に、ひな祭りの菱餅は、上から順番に赤、白、緑の3色が基本のようで、この色は、赤が桃の花、そして白が雪、最後に緑が新緑を表している、といわれているようです。
今はわかりませんが、昔、この色をつけるために使われていたのは、赤色はクチナシ、白は菱の実、そして緑色はヨモギが使われていたそうです。
それぞれには、解毒や血圧低下などの効果があるとされていて、ひな祭りの飾りひとつをとっても、健康を考える昔の人の気持ちが伝わってきますね。

豪華な雛人形が飾られるようになったのは、江戸時代になってからです。
ひな祭りは、上巳の節句ともいわれていて、上巳は3月3日を指します。
この日は、邪気が入ってくる、とされていて、紙などを使って人形を作り、人形に穢れを移して川に流す、「流しびな」という風習がありました。
これが、現在のひな祭りの始まり、と言われています。

残念ながら、今まで菱餅を食べる経験がなかった私ですが、小学校の給食で、「ひなまつりゼリー」と言うのが出たんです。
これの見た目が、まさに「菱餅」と同じで、3色のひし形のゼリーだったんです。
半解凍のシャリッ、としたゼリーが絶品でした。
現在も、このひな祭りゼリーって出るんでしょうか。
懐かしい思い出です。

給食で出されるデザートは、どれも半解凍で、その食感が今でも忘れられません。

プリンや、クレープなど、どれも半分凍ったような状態で、本当に美味でした。

このデザート、個人でも普通に購入できたりするんでしょうか。
もしできるなら、ぜひ購入したいですね。

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